入院中の遺言

遺言書を遺す方(遺言者)に、遺言の内容をしっかり理解するだけの知的判断能力(意思能力・遺言能力)があれば、入院中でも遺言書を作成する事は出来ます。
自筆証書遺言の場合は遺言書を自ら手書きしなければなりません。ですから、ある程度身体の自由が利く程度の健康状態である必要はあります。
今回始まった法務局での遺言書保管制度の利用には本人が法務局まで出向く必要があります。宮崎であれば宮崎地方法務局の本局や延岡支局などです。一時外出を医師に認めて貰う必要があるなど、入院中に本制度を利用するのは難しいのではないかと思われます。

一方で公正証書遺言であれば手数料は余計にかかるものの、公証人に出張して貰い遺言書を作成する事も可能です。ですから退院の目途が立たない時などには、利用を検討されてみられるのもよいでしょう。

但し入院にも色々あろうかと存じます。外傷によるものもあれば、先ほどの遺言者の知的判断能力に影響を及ぼしそうな病気による入院もあるでしょう。
後者の場合は折角遺言書を残しても、後日相続人からその遺言書の有効性、つまり遺言書の作成時に本当に遺言者が知的判断能力を有していたのか、疑問を呈される恐れもあります、悪くすれば裁判になってしまうかも知れません。反って、親族間の火種になってしまう事も充分考えられます。
公正証書遺言では制度上、医師の立会も認められているものの、それで万全になるかどうかは疑問です。

認知症を引き起こす病気もあります。健康・元気な内に、早めに遺言書をご用意されておく事をオススメします。

まとめ

  • 入院中でも遺言書は作成できる
  • 手書きが難しい場合は、公正証書遺言の方法もある
  • 遺言者の健康状態によっては、遺言書が無効にされる恐れがある
  • なので、遺言書は早めに・健康な内に用意しておきたい

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Posted by 行政書士 吉永